[st-kaiwa2]不動産投資で失敗している人をテレビでみるけど、なぜみんな失敗したり騙されたりしたのでしょうか?[/st-kaiwa2]
不動産投資は他の業界に比べて詐欺や強引な営業がいまだに残っている業界です。
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- 電話からの勧誘・営業
- 友達からの紹介からの強引な営業
- 無料のセミナー後の営業 など
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今回は以下の内容を説明します。
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- 不動産投資詐欺とは?
- だまされやすい人
- 狙われやすい人
- こんな言葉を聞いたら気を付けてください
- だまされない為にどうする?
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目次
不動産投資詐欺とは?
不動産投資を行う人に対して詐欺を行うことをいいます。
具体的にはこれから不動産投資をはじめようとしている人などに言葉巧みに出来もしないこと、約束しても保証できないことを口約束または約束して相場より高い値で不動産を売りつける手法です。
投資用マンションの20代の相談件数と平均契約購入金額
引用:健美家
平成31年3月28日に独立行政法人国民生活センター公表した報道発表資料「20歳代に増える投資用マンションの強引な勧誘に注意!-マンションへの投資にはリスクがあり、必ず儲かるわけではありません-」によると、投資用マンションの相談件数は、20代では2013年度の160件から年々増加し、2018年度は2019年2月28日時点で405件と2.5倍に拡大している。
国民生活センターからのアドバイス
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- 投資にはリスクがあり、必ずもうかるわけではない
- 契約の意思がなければ、きっぱり断る
- 金融機関から融資を受ける際に虚偽の申告してはいけない
- 不安に思ったら・トラブルになったら消費生活センター等に相談する
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不動産でだまされやすい人とは?
- 断れない人
- 儲かる話に乗りやすい人
- 人に相談できない、しない人
- 自分で調べない人、勉強しない人
断れない人
『営業マンがあまりにしつこいので、根負けして買ってしまった』
『買うまで帰ってくれなかったので、安易にハンコを押してしまった』
上記の理由で不動産投資をスタートされる方が少なからずいます。
営業マンの言うことを鵜呑みにして、契約してしまうパターンはほとんどが高値で物件を購入させられているケースが多いです。当初の話では新築区分マンションで月々数万のキャッシュフロー(家賃収入-返済)が発生する話だったが実際は月々持ち出し(支払い)が発生するケースなどよくあります。
『最初に断ればいい』と皆さん思いますが、相手もプロなので上手に説明して、断れない人間を見分けてきます。
[st-kaiwa2]不動産投資で営業にくるものはとりあえずすべて断ることが無難です[/st-kaiwa2]
儲かる話に乗りやすい人
今お金を持っていない人や将来に不安がある人や楽して儲けたい人
非常にだまされやすいです。
理由は不動産投資で営業をかけてくる方はプロですから、素人が事前に質問してくる内容は完璧に準備してきます。儲けたい楽して稼ぎたい人の心理はばっちり不動産投資はあてはまるためすごいいい話に聞こえます。
実際はそこまで賃料が高くないけどもサブリースでごまかして利回りを計算したり、家賃保証という言葉で安心と説明するなど突き詰めると嘘なのですが、不動産の知識がなければなおさらお金を稼ぎたい人にとってメリットばかり聞こえてデメリットの内容が入ってきません。営業マンの言っていることすら正しいかもわからないので、慎重に行動する必要があります。
[st-kaiwa2]営業マンは常に正しいことを言っているとは限らない。[/st-kaiwa2]
人に相談できない、しない人
ハイステータスな方がここに分類されます。例えば医者や弁護士などはいままで輝かしい経歴をお持ちで現在の立場におられる方が多いです。
そんな方々だけではなく自分一人で決めて『自分が正しい』『自分に対しての根拠なき圧倒的な自信・信頼』がある方は気をつけるべきです。自分に自信がある方は自分が決めた決断が間違っていたことを認めるのに時間が必要です。不動産の場合は気づいた時には手遅れになっていることが多いです。
気づかなければ最悪短期間でさらに同じような物件を言われるがまま買って大きな損失を負うケースもあります。
自分で調べない人、勉強しない人
インターネットはだれでも利用できる時代になりましたが、ネットでの単純な検索をしない方が一部います。自分がこれから取引しようと考える不動産会社を調べて問題がなさそうなことを確認するだけで、ずいぶん詐欺にかかる可能性を減らます。
また実際の物件を自分の足を使って見に行くことや何千万のものを買うのですから当然最低限の勉強はすべきです。何の知識もなく何千万の買い物を業者の思うままに買うのは、
普通に考えて相当こわくないですか?
狙われやすい人
狙われやすい人の対象は融資の受けやすさです。不動産投資は特殊なケースを除いて融資を利用します。
物件を購入する時に金融機関の融資を通らなければいけません。たとえ購入者が買いたい意思を伝えても購入したい方の『属性』が低い場合融資が通らず売ることができません。
融資が通るであろういわゆる『高属性』な方は狙われやすいです。
例えば、以下の場合
- 年収 400万 中小企業 営業勤務 勤続年数 3年
- 年収 1500万 医者 病院勤務 勤続年数 5年
不動産会社からすれば年収が高くまた医者へ不動産販売したほうが融資も通りやすく融資の枠も大きいのでより高い物件を売ることができます。具体的にどうのような方が狙われるかを説明します。
医者 弁護士
融資枠も大きく融資も通りやすい高い属性になります。さらに共働きやなんらかの資産を持っていればさらに大きな融資をひくことができるので不動産会社としてはぜひ営業をかけたい人種です。
独身の30代・40代
属性は医者などと劣るものの単身世帯は親の介護や自分の老後の生活に不安を抱えている人がおおいためお金を自分でためなければいけない!と考えています。意識が高く、資産運用にも興味を持っている人が多く高属性というよりはある程度の会社へ勤めていれば売りやすいグループになります。
上場企業社員 公務員
医者・弁護士に比べてやや劣るものの上場している会社へ勤めている、公務員として働いていることは社会的にも絶大な信頼につながり融資も通りやすいので、狙われやすいグループになります。
・警察官・消防士・国家公務員 他
・東証一部>東証2部>マザーズ・ジャスダック
こんな言葉を聞いたら気を付けてください
不動産投資(賃貸経営)で不動産のセールスマンが話す言葉のなかに以下の言葉がたくさん使用されているのであれば要注意です。
『年金の代わりになる』
『保険の代わりになる』
『家賃保証(サブリース)があるから安心』
『少額の頭金だけで大丈夫』
『将来の資産になる』
『税金対策になる』
上記の言葉を使うことが悪いわけではありませんが、不動産セールスマンの言葉を鵜呑みにして信じてはいけません。いままで騙されてきた人達はほとんどは言われるがまま信じてだまされています。
自分で裏付けとなる情報をつかみ確認しなければいけません。
だまされない為にどうする?
誰でも簡単にとれる策
- You Tubeを見る
- 読書 最低10冊読破
- 複数不動産業者へ相談する
You Tubeを見る
手軽学べて有益な情報が手に入るのでおすすめです。
ただし詳しくは本を読むなどしてある程度勉強することをおすすめします。
you tube動画は作成者の主観になりますので、必ず正しいというよりは参考にさせていただくや勉強のきっかけ程度に考えておくべきです。
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楽待チャンネル おすすめ
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読書
とりあえず10冊読んでみるといいです。
本の選び方はアマゾンで、比較的最近出版されたもので評価が高いのなどがおすすめです。昔の本もいいのですが、書かれているときと状況がずいぶん変わっていることもあるのであまり参考にならないケースがあります。
10冊買うだけで十人十色の戦略や経験が学べるため非常に勉強になります。10冊にこだわらず、100冊程度読め!という方もいらっしゃいますがそのあたりは好みかなと。
ちなみに私は50-60冊程度でストップし本当に役に立つものをそのなかから選び何度も読み返す方法にしています。
複数不動産業者へ相談する
初心者のうちは何が正しくて、間違っていることさえわかりません。また業界の常識・非常識も分からないため言われるがままの部分があるのはある程度しかたありません。
ですが沢山の業者と折衝を重ねることによる業界の常識や何が正しいか間違っているかはわかっていきます。一つの業者とだけやりとりするのは楽でいいのですが、何が正しい・常識かがわからないうちは多くの不動産業者と関わりを持つべきです。
まとめ
- 断るときは断る
- 儲かる話は向こうからくることは決してない
- 人に相談する、いろいろな不動産業者へ相談する
- 自分で調べて、勉強する。