書評、要約を知りたい
本の基本情報
書名 昼メシは座って食べるな!
著者 市村洋文
出版月 2011/03/09
出版社 サンマーク出版
定価 kindle \720
本人プロフィール
市村/洋文
1959年、北海道生まれ。立教大学社会学部に入学。在学中に、学生旅行ツアーを企画。年間1000台のバススキーツアーを企画し、4年間で60億円の売り上げをあげる。学生起業家の走りである。大学卒業後、野村證券入社。新宿野村ビル支店時代に引き継いだ預かり資産を20億円から2000億円に増やすなど、手腕を発揮。個人で月間投信販売額500億円、月間手数料収入6億円の記録を打ち立てた。その後、最年少で大森支店長に抜擢される。それから野村證券における本社営業企画部等、超エリートコースを歩む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要約
1 就業時間は、プレー時間
2 リスクマネジメントよりラックマネジメント
3 よく遊び、よく働け
1 就業時間は、プレー時間
野村証券入社後、初めての仕事が「名刺集め」
毎日200件飛び込み 名刺40枚を集めてくる日々そのなかで1日100枚、200枚を集めてくる猛者が現れる。
その一人が「昼メシは座って食べるな、歩いて食え。」昼メシを5分で毎日済ませれば、一週間で4.5時間、1か月で18時間
1年で9日観多く働いているのと同じになる。
不可能を可能にするのは、誰にも負けない「熱意」
本当にお願いしたいのなら、1回2回であきらめるのは誰にもできる。ほんとうに成し遂げたいなら50回でも、100回でもアタックすべき。
毎日600通の手紙を送り3%、4%の返事が戻ってくる。つまりその20件弱にタクシーを借り切って1日で回ることを毎日繰り返す。
市村氏は毎朝6時出社する理由
6時に来て1日を3回転させる。
早朝から昼まで、昼から夜まで、夜から深夜
普通の人は2回転 朝から昼まで、昼から夜まで
2 リスクマネジメントよりラックマネジメント
仕事というものは1人ではできない。
世の中で、本当に成功し、自分も周りも幸せになっている人は、市村氏が知っている限り、例外なく、
義理堅い人たち
運を管理すること=ラックマネジメント
要するに、仕切り直し。そういうことが運を変える。自分たちの気持ちを引き締め、悪い運を切りかえる
きっかけになる。
運のいい人と一緒にいろ!
運がいい人か悪い人かどうやって見分けるかは簡単。
運が悪い人は愚痴や文句ばかり言っている後ろ向きの人。
運がいい人は、みんなに支えられてガっと上昇気流に乗っている人、みんなが
応援してくれている。
会社をサボるときの鉄則
1人でサボる。
他人と愚痴を言いあったり、慰めあうのではなく一人で気持ちを入れ替え解決する。
こんなセリフを言う人は絶対に成長しない。
会社からの目標にケチをつけるのではなく、WHATは経営サイドが考えることで、現場や兵隊はHOW。
できるかできないかの選択はない。やるかやらないかという意思だけ。
3 よく遊び、よく働け
市村氏は学生時代、一年のうち250日はサーフィンをするため海に入っていた。たとえ遊びでもとことん遊び倒せば、
そこから学べるものがある。
交際費は10年後に何倍にもなって戻ってくる。
野村証券時代、月の自腹接待費が700万を超えたことを書いている。自分の遊興費として無駄遣いしたのではなく
ビジネスに使った’’生きたお金’’
それを真似した部下が同じく自腹で月100万の接待費を使ったことを紹介している。
その他すさまじい武勇伝の数々
30代で年収2500のうち接待に2000万使っていたこと
あがると言って買ってもらった株が下がり、買った人から恨みを買い
危うく海の藻屑になりそうになった話など
書評
アマゾンレビューより引用
☆☆☆ 星3つ
私にはできない
仕事に全力を注ぐ生き方です。今なら、いわゆるブラックという言葉で表現される仕事の仕方です。
この働き方には反対はしませんが、私はしません。
家族との時間を確保して、休みは子どもと遊び、家族が病気ならきちんと看病したいと思います。
それから、営業として考え方は一流ですが、とにかくお金を使ってもてなす方法が列挙されています。それだけでは当然不十分ですし、
そんなに交際費を使わなくても、信頼関係は築けます。この方の後任は、さぞ苦労したんだろうと思います。
ただ、これだけの事を信念を持ってやりとげることは、凄いの一言。
私もまったく100%同意です。
この本を読んだ後まず思ったのは私も営業ですが、
同じことはできないな。と
業種によっても接待の数も違いますし、お金のかけ方も違います。
やはり証券という特に大きな金額が動くこと、富裕層もしくは超富裕層への営業のため
この話が成り立っている部分はあります。
ただし著者が言っていることがすべてスケールオーバーとも考えられない。
お客様第一、徹底的に努力して営業するスタイルは営業マンであれば誰でも見習うべきところです。
☆☆☆☆☆ 星5
笑って泣ける、人生の指南書
著者の作品は全て読んでいます。ご自身も仰るように、文章にも「前のめりの姿勢」が溢れていて、
自然と背中を押して下さっているようなアドバイスが満載だからです。普通ではあり得ないご経験に、
思わず笑ってしまう程驚き、ハラハラした末、努力が報われた成功秘話に涙しました。
私自身、俳優業をやっておりますが、特に印象に残ったのは、自分にあった仕事を探すのではなく
「自分が仕事に合わせていくべきだ」という点、突き詰めた先に、成功、成長、幸せが得られると指南して下さる点です。
役者も役を選んでいる様ではいけないし、「できるできないではなく、やるかやらないか」、成功を信じてやる進む以外ないからです。
どんな業種にも通じる、働く者として、人として忘れてはいけないことが、この本に網羅されている。
何度でも読み返したい、パワフルに今日を生きることができる1冊。
市村氏の言葉は業種・業界問わず引き込まれる魅力があります。
まさにカリスマ性です。
読むべき人
読むべき人
- これから営業をする人
- 営業で成果を上げたい人
- 業種・業界問わず上昇したい人
・これから営業をする人
同じ営業というだけで、これだけすごい人がいることは知っておくべきです。
自分が営業するとき周りに凄い人が必ずいるとは限りません。もしかしたら、
会社の愚痴、言い訳ばかりする同僚・上司かもしれません。
そんな時は同じ流れに乗らず、この本を読んで自信を奮い立たせ
モーレツに仕事するしかないです。
時々疲れたら一人になって気分転換を忘れず。
・営業で成果を上げたい人
この本に書いている内容を一部でもやり遂げれば必ず成功します。
ただそう簡単にはできないです。どれもとても辛いですし、並大抵の努力では
成し遂げれないからです。
業種・業界問わず上昇したい人
これだけのことをする人を同じ業種・業界で探すのは至難の業です。
本に凝縮されたエッセンスを使って周りの人より一歩先を目指しましょう。